ゴセシケラボ

合成神経細胞群塊研究所電信網分室。嘘。文庫本とか漫画とかアニメとか。あと『セブンズストーリー』。

アニメ『怪異と乙女と神隠し』第二話感想

アニメの各話は、メインのタイトルに合わせて「〇〇と☓☓と△△」というサブタイトルで統一。
いいよね、三題噺形式のタイトル。声に出した時にリズムがあって。『セックスと嘘とビデオテープ』とか。『女と女と井戸の中』とか。『ワンダとダイヤと優しい奴ら』とか。『僕とフリオと校庭で』とか。『ぼくと野球と糖尿病』とか。「月と日と星ホイホイホイ」とか。Earth,Wind & Fireとか。後半はなんか違くね?

「私は作家、緒川菫子だ。理由はそれで充分だろう?」バ リ ィ ッ
つまりこのシーンから、体格の力で着衣を破壊する菫子の脱衣伝説が始まるのだったw と言っても実際に破壊した回数はまだほんの二、三回だけど、ケンシロウと違ってこっちは皮下脂肪の弾力と膨張圧のみで破ってるからね。じゃあハート様じゃねえか。

しかしホントになんで二着目の制服持ってるんだ化野兄w 実は乙ちゃんの夏服という可能性はあるけど、でもそれにしてはサイズが大きすぎだよね?

あれ?アニメのこの描写だと、第一話から間を開けず直近でその翌日くらいに学校へ潜入してる感じになっちゃってない? 一週間も無断欠勤してるわけだし、まずバイト先に顔出して謝っといた方がいいのでは。
そしてこの時点で菫子に“きさらぎ駅”を匂わせちゃうのね。

「この…団地妻!」
このシーンでもまた猫が! 原作ではここに猫は出てこないから、丁寧に伏線張ってるなあ。もしかしたら、毎話猫が登場するんだろうか。

乙ちゃん、このへんのお話だとごく普通の妹キャラって感じなんだけど、このさき話が進んで掘り下げが深まるとわりとまあまあアレになってくるんだよねえ。
そもそも「団地妻」なんて昭和な単語がナチュラルに出てくる語彙って、今どきの女子中学生としてはかなり特殊な方だよねという。

そして怪異「ヨダレカケ」の発現でコミックス第一巻分まで終了。やはりサクサク進む。
で、今やってるお話が来週で決着ついて? 次のお話が二話?いや三話は要るか? ほんでフン、フン、フン(指折り数えて)……あぁ、なんとか1クールで“猫の王”まで行けるのか。行けるのかホントに?

エンディング後のCパートあたりで“おまけの一日”をやってくれないかなあと期待してたんだけど、空振り。まあそうか。

 

ついでに『令和のダラさん』最新話の感想も書いといたれ。

第三怪の薫メモに「お胸は保けんのしほ先生くらい。」と書かれていた詩穂先生が登場。
「おしりは社会の〇〇先生より〜」と書かれていたのは陽菜(ハルナ)先生やな。
しかし今さらだけど、メモの書き手(小学生)と受け取り側(その担任)との共通認識として分かりやすかったっていうのは分かるが、でもやっぱり小学生男子がダラさんのサイズ感として女性教師の体型を引き合いに出すのはちょっと生々しすぎるなw 担任は軽く指導しといた方がいいと思います。

保健室に行くためダラさんに「なんかこう体調崩す奴やって!」と頼む薫w そこは仮病でええやん、ガチの祟り神相手に霊障一丁オナシャス!とかさすがに命知らずすぎるw
薫は知らんだろうからしょうがないけど、以前ダラさんの祟りビームでキャン言わされたヤンキー、両手両足の激痛に意識混濁で入院したんやで?(そして案の定、ダラさんも微調整に失敗してそこそこガチに体調不良の薫w)

詩穂先生、薫の担任・筆木に脈があるようで。
しかし趣味の話で意気投合したとかではなく、ごく普通の世間話きっかけで意識し始めたっぽくて「それはちょっと詩穂先生チョロすぎひん?」とも思ったけど、
筆木「僕の場合は頑張っても無理そうですが」
詩穂「そうですか?」
の流れからするとこれ、そもそも筆木氏が詩穂先生のどストライクゾーンだった可能性もあるのか。いや、だとしてもやっぱチョロいか?w

そしてそんな詩穂先生の様子に気づかないダラさんと筆木の愛猫あられ(化け猫未満の半妖)
まあ、人だった頃は恋愛経験極少っぽくて神様として祀られてからも人間とはほとんど関わってこなかったダラさんだし、あられの方も室内飼いの去勢済オスだしなあ。どっちもそのへんの機微に疎くても致し方なし。