ゴセシケラボ

合成神経細胞群塊研究所電信網分室。嘘。文庫本とか漫画とかアニメとか。あと『セブンズストーリー』。

スライムなんて乗りたくないっ!

・さてイベント「乗りたくないっ!」感想。

舞台は毎度お馴染みサッカラの村。村のハロウィンパーティーはなぜか大規模化していて、「今や王国中の銘菓が集まる一大お菓子の展示会」となってるのだとか。
これ多分、アルフたちがパーティーに参加したり裏方として関わってるからだよね? 仲間の全員じゃないにしても数十人から百人規模でひとつの村に関われば、飲食宿泊もろもろの経済効果は大きいだろうし。そうなれば近隣の村も乗っかりたくなるだろうし。地方の小さなイベントが時流に乗って、あれよあれよという間に全国規模に巨大化する、そんな感じの大きなシノギの匂いがします。

プロローグに登場するのはミスティ、ハロソアラ、ハロメリノ、セーラと、歴代のハロウィンユニット。
さらにコットン&ケロタンやクリニエーラ、シャルル&ヴァンツェルがハロウィンの仮装で登場(会話パートの顔グラフィックのみだけど)
珍しい面子だなと思ったら、理由はすぐ判明。騎馬ユニットで揃えたのね。
ハロウィンケロタン、略してハロタン(二度と使わない略称)。顔グラだとよくわからないけど、シルクハット被ってるだけ? せっかくのカエルキャラなんだから、もうちょい何か身に付けてケロタンならではの仮装してほしかった。そういえばカエルには皮膚の色を変えられる種類がいるけど、ケロタンは色変えられないんだろうか。
クリニエーラも魔女っぽい帽子をかぶってて。衣装もいつもの乗馬服の色違いっぽいけど、その組み合わせはなんだか闘牛士みたいで格好良さげ。
シャルルは悪魔で、ヴァンツェルは天使の仮装。だけど天使の輪が溶接されてて、ラビィが「後で外せるのか?」って心配してるのが可笑しかったw まあ最終手段で外装丸ごと取り替えれば済むしw

そしてハロェルタ登場。
さっそくみんなから格好をいじられてw
いやクリスマスキャロルさんの時もそうだったけど、なんでダメ衣装に着替えちゃうのw いや、そこ着替えないと話にならないってのはわかるけどさ。

でもってもう一人の主役、カボチャスライムのポプルも登場。
とある神父が弱っていたスライムを拾い、カボチャを与えて育てた結果、人になついたそうで。
クリニエーラ「スライムを育てる…! さすがのお姉ちゃんでもやった事ないと思うわ」
いやそんなこと言うと、驚く奴がいるぞw
リアプリム「え」
ネコ美「え」(ネコ美が育てたのは怪鳥モカ
コットン「え」
ケロタン「ぼ、ぼくはマモノじゃないよ!あとむしろぼくが保護者だよね!」
コットン「…もうお水あげない…」プイッ
平謝りに謝りたおしたケロタンでしたとさ。

てかこの神父、イベント「偽りの花嫁」でリースとぐるになってクリスティアにウェディングドレスを着せた神父では?w いや、あの神父とは別人だとしても、それはそれで聖教会の神父連中わりと治安が悪いw

ここで事件発生。
ゴブリンの集団に襲われたパンプキン族の集落を救うべく、コットン&ケロタン、クリニエーラ、シャルル&ヴァンツェルとハロメリノが先行。
(私も馬があれば…)と思ったハロェルタ、
(……むい?)とポプルと目が合って、
契  約  成  立w
いやー、スライム嫌いのイェルタをどうやってスライムライダーにするのかと思ったら、こう来たか。

ポプルに乗って、あっという間に先行組へ追い付くハロェルタ。
人語を話せるケロタンとヴァンツェルのみならず、メェメ(羊)やセドリック(馬)とも一瞬で仲良くなれるポプル。
このコミュ力の高さ、クライスとかセーラあたりが憧れのような羨ましそうな、あるいは妬ましそうな視線を投げてきそうw

ところでポプル。鳴き声が普段は「むいー」「むいむい」で、気合いが入ると「ぷいーっ!」「ぷぷーいっ!」てなるみたいなんだけど。
……もしかして『モ○カー』?www

中盤でアルフたちも合流。
ハロェルタ「ずいぶん早かったじゃない」
セプティム「あの後、村に来た隊商の馬車をお借りできたんです」
セーラ「借りるのにずいぶん骨が折れましたけどね。まず、ソアラさんがですね…」
ソアラ「セ、セーラさん! その話はいいですって!」
“まずソアラが”って時点で意外な人選なんでめちゃくちゃ興味あるんだけどw 何があったのかセブチャンあたりでぜひ明らかにしてほしいw

パンプキン族の集落に到着。被害はそれほど大きくならずに済んだが、ゴブリンたちが逃げる際に住人をさらっていったので追撃にかかるハロェルタたち。
そして最終決戦。
アルフ「もう二度とパンプキン族を襲う気にならないように…徹底的に、叩きましょう!」
あれ? なんか意外と物騒なこと言ってるなアルフw 五年間の冒険者生活と魔王軍との戦いが君をそんなにも荒んだ性格にしたのかw
セーラ「はい!ゴブリンたちの骨は、私が拾いますよぉ~!」
こっちは「骨は拾ってやる」という慣用句の誤用例w

そしてエピローグ。
イェルタ因縁のまんじゅう屋登場。
おお、ここでまんじゅう屋を違和感なく登場させるために、ハロウィンパーティーがお菓子の展示場化してるって設定が必要だったんですね!……と思ったけど、このまんじゅう屋は元々サッカラ村の人間だったっけ。
イェルタが、自分を模した「聖騎士まんじゅう」にクレームをつけたため、まんじゅう屋はまんじゅうの形状を変える代わりに聖騎士団の名称を公式に使った「聖騎士団まんじゅう」を販売できるよう交渉して、それがこのたび成立したとの事。
えーと、それってつまり、イェルタまんじゅうは聖騎士団非公認の状態で堂々と販売してたって事?w ああ、確かに地方の名物とかにはありがちな話だけどさw

ようやくハロウィンパーティー開催。
こぞってお菓子をぱくつくミスティ、メリノたち。その様子を見て、
ヴァンツェル「ウラヤマシイ! ワイモオカシ、タベテミタイ~!」
シャルル「そのうち消化機関を作ってあげるよ!」
例えばドラえもんなんかも昔は「食べたものをエネルギーに変える原子炉」を搭載してたから、もっと魔法でファンタジー寄りな『セブスト』でも食べ物で動く魔導炉があってもおかしくないよなー。と考えたけど、すでに飲食するアーティファクト生物(?)がいたんだった。ロミリアの相棒、ベル君。じゃあもうベル君をそのままヴァンツェルに搭載すればいいんじゃね?(乱暴)
てか、ヴァンツェルの本当の望みはお菓子を消化したいんじゃなくて、お菓子を味わってみたいんだよな。消化機関よりも口と味覚を開発しないと。

一方、パーティーの喧騒から離れたポプルとイェルタ。
ポプルにお礼を言ったり謝罪をしたりと珍しくしおらしいイェルタだけど、例の神父が現れた途端、
「あっ、怪しい神父!」
て直球投げるのは面白すぎるwww
そして神父からポプルを託されたイェルタ。
「本当は、スライムなんて乗りたくないんだからねっ」
などと申しており♪

・ハロェルタのエピソードクエスト。
サッカラ村のガーデンで突如大量に収穫される「ありがとうにんじん」。
そこに現れる魔王軍の幹部!始まる戦闘!
魔王軍は撃退したものの、「ありがとうにんじん」を食べたポプルが巨大化しイェルタを潰しそうになって、
「…ゆ、夢?」
いや夢オチかよっ!! まあ夢のお話多いけどさ『セブスト』!メリノとかパンドラとかいるし!あとファルメアさん!
んでオチじゃなく本当のメッセージも出てくるけど、こういうのはちゃんとイベントでやってよ! エピソードクエストだと見ない人、気づかない人もいるかもしれないからさぁ!

・まあしかし。
「乗りたくないっ!」もエピクエも、思ってたより全然明るいお話で良かった。もっとしんみりした内容かも?て覚悟はしてたんだけど、ひとまず杞憂だった。

・考えてみれば、ハロウィンイベントは一貫して「人間とマモノの関係」を描いてきたんだなー。マモノというかマモノ寄りの亜人、パンプキン族がメインだったけど。
それが、ハロメリノとセーラのイベントでは仇敵である夢魔を赦したり魔王軍との交流を垣間見せたりして。敵対してる相手とでも友好関係を結べるかもしれない、という希望。
その集大成として、大っ嫌いだったスライムを受け入れるイェルタという図はめちゃくちゃエモい。
これがセブスト最後のイベントになってほしくはないけど、これが最後ならまあそれでもいいやと思えるくらいにはエモい。
いや終わってほしくねえけどさ。

・てかさあ。
これはもしかするともしかして?
ひょっとするとひょっとして?
あの可能性が多少なりと出てきたんじゃない?

今まであえて言わずにいたけど。
例の可能性。

そもそも『セブスト』って、一回サ終したけど復活したんだし。
もう一回ぐらい復活したっていいじゃん?
『セブスト』は二度死ぬ、いや三度死ぬ!くらいのノリと勢いで。
再復活。

いやこういうこと言うといろいろ飛び火してややこしいことになりかねないから言わない方がいいのかもしれないけど。
運営サイドにもいらん気苦労をかけるかもしれないから言わない方がいいのかもしれんけど。

 

マジでしねえかなあ再復活。

 

 

・ていうかそれはそれとして相変わらずレイドボスが柔らかいんじゃボケェ。救援に入る前に討伐されちゃうから、救援回数が稼げねえんだよーっ。
あーもぉこうなったらレイドボスがジャックだけじゃらちがあかん。「ホネック」のボーンキングさんもレイドボスになってもらおう。めっちゃめちゃ硬いベリーベリーハードで。骨キャラだからガッチガチに硬いのがよく似合ってて、いいよね?

・あっ。公式ツイートでまーたコピペミスってる。
「あま~い悪夢」の告知なのに「セーラの活躍」になってるじゃん。