ゴセシケラボ

合成神経細胞群塊研究所電信網分室。嘘。文庫本とか漫画とかアニメとか。あと『セブンズストーリー』。

10~12月のアニメとか。

ゾンビランドサガ』
ゾンビバレしなかったなあ。なにしろ展開が読めないアニメだったから、最終回になっても「ゾンビバレする→なんやかんやあってゾンビのままアイドル続ける」とか「ゾンビバレ→なんやかんやあって生者に生き返ってアイドル続ける」くらいのお話を三十分の尺にねじ込んできそうでハラハラした。
そしてやっぱりあいつが死体蘇生者なのね。それっぽい外見だからそうじゃないかとは思ってたけど、でもよく考えたら俺の持ってるハーバート・ウェストのイメージって、漫画『ホスピタル』のハーバート西先生だったw そらイメージ被るわw

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2』
浪巫謠、死ななかったなあw いや、浪巫謠は中の人的に第二部の目玉キャラで、でも中の人的に今後レギュラーとしてスケジュール押さえるの難しそうだし、今期だけのスポット参戦かなあと予想したんだけど。
まあ、第三期になったら案外普通にシレッと殤不患の一人旅から始まったりしてw
しかしこの人形劇というスタイル、すげえ面白いからジャンルとして定着して欲しいんだけど難しいよなあ。まず人形の製作とその操作という技術面でのハードルが高いし。あと、固定観念として伝統芸能、時代劇もののイメージが強いから、そこも脱却しないと。
今のところ『東離劍遊紀』に続く人形劇っていうと『フォーカード』か。それしかないかw

『軒轅剣・蒼き曜』
話数が進むごとに主人公周りの人間関係がドロドロになっていき、最終回直前ではほぼ修復不可能なまでに壊れてしまってて、これどう決着つけるの!?と思っていたらものすごい決着のつけ方だったのでしばらく表情がなくなった。いや確かに、こいつとこいつについては業が深すぎてこのくらいでないと納得できないだろうけど、取り残されたこっちとこっちはどうすんの?
というわけで、二期があるならこれが一番気になるアニメかも知れない。中華アニメ的なアクの強さもありつつ、日本向けにうまく調整された作品だったなあ。

『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』
面白かった。けど、最後まで見て思ったのは「これ登場人物が悪魔である必然性はあまりなかったのでは?」でした。てか、悪魔だけだったのがなあ。やっぱキャラの対比として人間とか天使が欲しかった気がする。

『うちのメイドがウザすぎる!』
これも面白かった。キレイにまとまってたし。ただ、「基本的にはハイスペックだけどド変態」みたいなキャラが二人も固まって出たせいで、女性自衛官のイメージダウンにつながってないかそれだけが心配です。

『SSSS.GRIDMAN』
面白かった。けどやっぱどこかしっくりこない部分が残る。特撮愛に溢れてるのはいいんだけど、そこが強すぎてアニメ単体としてはバランスが悪い(特撮を知らないと分かりにくい部分がある)のかなあ。

『RELEASE THE SPYCE』
面白かった。けどやっぱ(略)。第一話で主人公の隠れた特殊能力を取り上げてたわりに、そのあとその能力が全然活躍しないのがなあ。ああいう能力の設定をつけたんなら、アクション主体のスパイじゃなくて『ジョーカーゲーム』みたいに心理戦、情報戦で魅せる方がよかったのでは。

『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』
面白かった。けど(略)。これは、コメディ要素多めだったのが裏目に出ちゃった感じだなあ。後半のシリアス展開も、予想を大きく外れて唐突かつトンデモ感が強かったし。せめて2クールかけて、シリアス面をじっくりやってくれたらもっとよかったかも。ソウ・シュウヘンもあと二、三回やってくれてよかったしw

『あかねさす少女』
正直、アニメそのものの感想はそれほどひどくはないんだけど、アプリの撤収の早さが悲壮感を煽ってしまう。

『ソラとウミのアイダ』
辞表アニメ。

『RErideD ―刻越えのデリダ―』
PS1時代のゲーム企画を今なんとかアニメ化しましたって感じだった。

あと『シュガーラッシュ オンライン』。いや映画を観たわけではないんだけど。CMとかで見かけたシーン、ディズニープリンセスたちが集まってる部屋にヴァネロペが迷い込んで、え!不審者!?てプリンセスたちがとっさに警戒態勢をとるところ。
ここでシンデレラがガラスの靴を家具に叩きつけて割り、ギザギザの割れ口をナイフよろしくヴァネロペに向けるという、昔の映画とかでよくある「盛り場でケンカするチンピラが酒のビンを割って得物にする」みたいな描写があって。
このシーンがちょこっとネットで話題になってたんだけど、実は俺も気になってたんですよね。
あんな簡単に割れるって、あのガラスの靴は靴としての耐久性、安全基準を満たしてないんじゃないですかね?
歩くとき靴にかかる衝撃とか圧力がどのくらいになるのかはわかりませんが、体重の何倍とかって数値になりそうな気がします。そう考えると、家具にぶつけたくらいで割れてたら靴としての用をなさないはず。
いや。
そもそもシンデレラは自分の物語の中で階段を駈け降りていて、段差を連続して駈け降りる動作で靴にかかる衝撃は相当なものになるはずで、しかしそのシーンでガラスの靴は割れてないんだから靴としての耐久性は問題ないのか。
と言うことはあのガラスの靴を割るシーン、すごいのはシンデレラの腕力と家具の頑丈さなのね。
納得。
よし寝よう。