ゴセシケラボ

合成神経細胞群塊研究所電信網分室。嘘。文庫本とか漫画とかアニメとか。あと『セブンズストーリー』。

錬成の話

そういえば。
新しいゲームアプリ始めてました。
だいたいが、普段から「ちまちまコツコツ素材を採集していろんなアイテムを錬成してえ!」という欲求があったりなかったりするわけですが、九月ごろにその欲求が看過できないほど急激に高まったため、取り急ぎ目についたそれっぽい新作のアプリを即ダウンロード。
それが『魔女とクラフト』。
略して『魔女クラ』。

……アトリエシリーズの方かと思いました?
いやー、ねえ? なんていうか、ああいうのはもういいッスわ。大掛かりで、あれこれ目白押しで、あっちもこっちもキラキラピカピカギラギラしてて。もう見てるだけでお腹いっぱいになっちゃうから、実際にプレイしたら胃もたれしそう。

んで『魔女クラ』。
さまざまな素材から便利なアイテムを錬成できる技能の持ち主が“魔女”と呼ばれる世界。師匠のもとで魔女修行中の少女リリアナが、ある日突然魔女の店を任されるところから始まる、まあよくある感じのアレ。キラキラギラギラと比べればだいぶ薄味。胃腸にやさしい。
なんも考えずに事前情報を仕入れるとかもしないで衝動的に『魔女クラ』DLしたので手探りプレイで始めたんだけど、まあこの手のゲームの定石というか手癖で進めて特に問題もなく。それなりに熱心にプレイしてたら、十日ほどでメインストーリー終了。薄味。それからは、いわゆるやり込み要素を粛々とこなす日々。まぁでもとりあえず、ちまちま欲は満足。

『魔女クラ』、最近のアプリらしく動画広告を見ることでいろいろな恩恵が受けられる。けど俺が始めた頃は、動画を見てもアプリへの復帰が上手くできないなどトラブル多めで。しかしそのへんはアプデで大きく改善。

二度目のアプデでは、ストーリーに追加が来たりするのかな?と思ったんだけどそれは無し。課金アイテムとして「魔女の使い魔パック」を販売。使い魔パックで入手できる家具を店内に配置することで、使い魔である猫たちが店内をうろつくようになる。猫カフェかよ。実際、錬成アイテムには料理やお菓子、紅茶などがあるため、そのへんを店内に陳列してるともう完璧に猫カフェ
てか、ストーリー進めてても使い魔とか全然出てこないんだから、ここでいきなり課金要素として猫を持ってくるだけってのは少し弱くない? 課金パックだけじゃなくて、使い魔が登場して活躍するようなイベントストーリーを追加して欲しかったなあ。

メインストーリーの他にはサイドストーリーとキャラクターイベントがあるんだけど、それぞれが切り分けられてる形式ではなく、メインの進行度に応じて順次シームレスに開放されていくので完全一本道。デフォの機能として、「設定」のページで各ストーリーを読み返す事ができるのは便利。

てな感じで『魔女クラ』、おおむね満足なんだけど、シンプルな作りでお手頃ボリュームなだけに、あっちこっちの痒いところに今イチ手が届かない感は否めない。
特に、「錬成」ページの「倉庫」でソート&フィルター機能がないのは地味に面倒だった。錬成で作れるアイテムを確認する時、ナンバリングの固定で並べておいてくれればそれで充分なのに、なんか在庫の有る無しで勝手に分けるの本ッ当に面倒くさかった。

さて。
『魔女クラ』プレイ中に、ちょっと面白い現象が起きたので思わずスクショ。

これ「探索」のページなんだけど。
三ヶ所探索してるうち、一番上の「洞窟」のアイコンに表示されてるキャラ。これが『魔女クラ』の主人公、リリアナなんですが。
実は、ここにリリアナがいるのがバグでして。本来リリアナは探索から帰ってきた冒険者を迎える役目があるため、リリアナ自身が探索に行く事はありえないんです。
この時なにがあったかと言うと、「洞窟」へ探索を出す際に通信障害とかでエラーが何度か出て、最終的にはタイトル画面に戻されてたんですね。そこから復帰してみたら、こんな感じにバグってたというわけで。
ちなみに『魔女クラ』では、探索中の冒険者がどういう状況なのかリアルタイムで見る事ができまして。この時の“冒険者リリアナ”はこんな感じ。

残り時間表示の下は冒険者のセリフなんですが。なんか変でしょ? 女の子の口調じゃない。たぶん中身は男性冒険者で、通信障害のせいで外見(ガワ)がリリアナになっちゃったんでしょうw

でもって、この“冒険者リリアナ”が探索から帰ってきた時。

はいダブルリリアナw 左が冒険者で、右がお迎え。
この現象、このあとも何度か起きたので再現性はかなり高そう。通信状況が微妙な環境なら狙って起こせるかも。

あと、裏技というか小ネタ。
「ホーム」画面、店内のカウンターについてるリリアナをタップすると、
「微笑む」「お辞儀する」「手を振る」
などの接客モーションをしてくれます。
まあ言うて接客モーションなので、どれもカウンターにお客さんが来たら普通に見られるんですけども。
ただ、お客さんの方が満面の笑みなのに、リリアナさんは時々真顔でスン…てうなずくだけの塩対応の時があるので、そんな時は「リリアナさん笑顔で接客して!?」てタップするのです。

以上、『魔女クラ』でした。