ゴセシケラボ

合成神経細胞群塊研究所電信網分室。嘘。文庫本とか漫画とかアニメとか。あと『セブンズストーリー』。

1月のアニメとか。

今期はもう『けものフレンズ2』と『ケムリクサ』が重なってるのがとんでもなく面白い。なんで一緒の時期に放送しちゃうかなあ。わざとやってるのかw
なんかもう『鉄腕アトム』と『ジェッターマルス』というか、『ウィザーズハーモニー』と『エターナルメロディ』というか、映画『RANPO』のバージョン違いとか、うん、思い返してみたらけっこう多いなこういう事案w

その『けもフレ2』は、第一話のド頭から「ザ・わかりやすさ!」って感じでさすがに笑った。『けもフレ』一期の上澄みだけすくいとって味見して、なんとか似たような味に仕上げましたよっていう感じw
鍋料理ってアク取りをしすぎるとスープの味にコクがなくなるらしいけど、まあそれでいいならそれでいいのか。

一方『ケムリクサ』は徹頭徹尾「ザ・不穏!」。分厚い雲に覆われた空、昼も夜もない薄暗さ、そして廃墟の街。徹底的に『けもフレ2』と対称的で、事前に打ち合わせでもしなきゃここまで正反対にならないでしょ。やっぱこいつら、この事態わざとやってるな?w

『上野さんは不器用』
不器用っていうか超弩級の変態。つうか、超科学力と純情とド変態の悲しき三位一体(キマイラ)が恋をしたのは、人の心への共感を全く欠いたサイコパスという地獄の悲劇。

かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』
世にラブコメは数多くあれど、「お互い両想いなのに相手に先に告白させようとして頭脳戦が繰り広げられる」ってギミックが秀逸。さらに、エピソードの終わりに勝敗の判定があるのが地味にツボw その勝敗は問題の本質と何の関係もないし、そもそも誰が判定してるんだよっw
あと主題歌がカッコよすぎて、毎回オープニングのたびに聞き惚れずにはいられない。これもし『かぐや様』のイベントとかあったら、鈴木雅之が登場して主題歌歌うの? ジャパニメーションのイベントにウェズリー・スナイプス登場っていう? それはかなり見てみたいw

『ぱすてるメモリーズ』
原作のアプリについては、秋葉原が舞台らしいって事しか知らなかったんだけど、こんな内容だとは思わなかった。いろいろ大丈夫なのかコレ。まあ衣装とかシチュとかいわゆる“ガワ”を借りてるだけで、パクリとかパロディではないから大丈夫……なのか? ぜひとも後半では『ドラえもん』とか『マリオ』とか『ミッキーマウス』なんかにガッツリ斬り込んでいって欲しいです。
あとエンディングアニメが謎。登場キャラが水着で総出演なんだけど、キャラデザというか体型が妙にむちむちしてる。そもそも大抵のキャラが巨乳ではあるんだけど、それを考慮しても肉感的すぎる描き方で、要するに「絵柄、古くね?」という。もしかするとこのEDアニメも、80年代あたりのアニメやゲームへのオマージュ的なアレなんだろうか。うん、やっぱ古いなw

ガーリー・エアフォース
戦闘機のメンタルモデル。

『エガオノダイカ
事前の情報を入れた段階で『コメットルシファー』とか『LOST SONG』と同じ路線ぽいな?と予想したら、だいたいその通りだった。なので、このアニメもきっとクライマックスで巨大な隕石か衛星が落ちてくるに違いない。

『W'z≪ウィズ≫』
まさか『ハンドシェイカー』の続編とは思わなかった。ていうかさすがに、今さら!?て思わずにはいられない。

『バーチャルさんはみている』
見事に『アニメちゃんに会える国』と同じ案件だった。しかし、『アニメちゃん』が当初はアニメ情報バラエティのふりをしていたため発症するまでに半クールほどの潜伏期間があった事を考えると、第一話から『アニメちゃん』末期と同程度の劇症化をみせた『バーチャルさん』はホントにひどい。もう最初っからこれを狙ってたんだろうな。
ただまあ、症状が激しいぶん初回の衝撃を乗り切るとすぐに苦痛に慣れちゃうな。最初がピークで、そのあとはいい意味でも悪い意味でも伸び代がない。その点『アニメちゃん』はすごかったからね、悪い伸び代。回を追うごとに「え、まだそんな無茶苦茶するの?」って。

どろろ
そもそも原作を断片的にしか知らないから原作に思い入れもないし、○○な感じにアレンジしたリメイクを見たい!って願望もないんだけど、それにしてもここまでピンとこないとは思わなかった。どうも、妖怪とか鬼神がカジュアルすぎる気がする。せめてこう、もう少しおどろおどろしい雰囲気は出せなかったものか。

BanG Dream! 2nd Season』
一期はセル画だったけど、今期は3DCGのアニメ。つか、一期もライブシーンは3Dでやってたんだっけか。
3Dももうずいぶんこなれてきたなあ。止め絵ではセル画と比べても遜色ない。動くとわずかに違和感がある時とか、デフォルメとか崩し顔みたいな漫画的表現はまだちょっと“固い”ところがまだあるけど。まあ漫画やアニメの表現(文法)は時間をかけて積み重ねてきたお約束だから、そう簡単にCGの表現が追い付けるもんじゃないよね。

『荒野のコトブキ飛行隊』
こっちも3Dモデルを使ってるんだけど、メインのキャラクターは3Dでモブキャラはセル画という謎のハイブリッド。飛行機も3Dだから、そちらとの馴染み具合を考慮してこうなってるのかな。まあそのへんはともかく、どうにも世界観が分からない。なんでレシプロ機?『カブのイサキ』みたいな設定なんだろうか。

バミューダトライアングル ~カラフル・パストラーレ~』
平成の終わりに『ぴちぴちピッチ』。
原作のカードゲームはまったく知らないんで、改めて考えると、なんでこのアニメ見てるんだろう俺?
しかし、いきなり水中で焼き菓子作ってるのは衝撃だった。小麦粉とかバターとかどうやって、ていうか火だよ、火。お茶も淹れてるし。もういろいろ謎。ずっと見ていたら、人魚たちにもいちおう「海上」とか「空」という概念があるのはわかったけど、陸地の描写は今のところ一ミリもないんで、ガチに海だけの世界なのかもしれない。いやもうこういうのは考えたら負けだってわかってるんですけどね。考えずにはいられない。

つうかもう平成が終わるというのに、『宇宙戦艦ヤマト』がTV放送してて、公開中の劇場版『シティーハンター』には『キャッツアイ』が客演して、ソシャゲは『うる星やつら』&『らんま1/2』とコラボするってどんな昭和だよ!!w どこかのタイミング、平成の真ん中あたりで時間逆行が始まってるだろコレ!?

文庫。
『六つの航跡』面白かった。SFとミステリーの融合。
『星間帝国の皇女 ―ラスト・エンペロー―』面白かった。けど、『老人と宇宙』の方はどうなるんだろう。
『因業探偵 リターンズ』面白かったけど、もはや探偵じゃねえな。
このあとは、ようやく取りかかった『IQ』(ジョー・イデ)で、それが終わったら『ハンニバル戦争』に取りかかる予定。久々の佐藤賢一。しかし最近じゃ“ハンニバル”というと、「カンナエのパクリじゃー!」て叫ぶ爺どんが真っ先に出てくるのでミームの汚染て怖いなと思います。